基礎を点検していく上でもっとも
軽視しがちな場所があります。
さて、どこでしょうか?
答えは換気口です
普段生活していると、
住まいの床下は全く目に触れる事はありませんが、
床下はコンクリートの基礎が入り組んでいて、
床下下部は土かコンクリート、
上部は床板になっていますので、
空気はこの小さな換気口からでしか、
入れ替えはできません。
近年では基礎パッキンを使った工法もあり、
基礎上部2センチ位の隙間から
空気の入れ替えをすることができます。
しかし300cm2程度の換気口しかない場合、
そこに何か物を置いて塞いでしまうという事は、
湿気の逃げ場を完全に塞いでしまうということになります。
このように、床下が湿気だまりになってしまうと、
木材にカビが繁殖し、
さらには木材を腐らす腐朽菌の活動を活発にしていきます。
さらにさらに、
このように湿気の多いじめじめした環境は
シロアリを誘発する危険性もでてきます。
通常このような小さな換気口では
十分に床下の換気はできませんが、
それに加えて換気口をふさいでしまっては
元も子もありません。
決して難しいことではありませんので、
今すぐに物を置いていないか確認して、
もし置いていたら、
すぐに横にずらすようにしてください。
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