外壁 モルタル壁

外壁材の中の種類の1つで、

下地の板に防水シートを貼りラス網を設置して、

その上からモルタルを塗り、

最後塗装で仕上げる方法です。

 

 

中には塗装をせずに、

モルタルの表面の掻き落しをしている壁

(表面がザラザラとした砂っぽい)もあります。

 

 

モルタルの壁は、

塗装がないと雨水を吸い込んでしまいます。

 

 

ずっと吸い込み続けると、

下地板からモルタルが剥離してきたり、

下地板はもちろんひどくなると、

 

 

柱まで腐ってきてしまう危険性があります。

また、シロアリを誘発してしまう危険性も出てきます。

 

 

冬場には、

モルタルに含んだ水が内部凍結し

クラックや剥離を起こしやすくなります。

 

 

現在の住宅は機密性の良い大壁造り

(柱が見えない造り)が主流になっています。
そのため壁内の柱が腐ってきていても、

一般の方には外壁がちょっと汚いな〜

ぐらいにしか思われないのです。

 

 

このように、モルタルの壁は

炎を防いでくれたり

風をしのいでくれたりはしますが、

雨水を防いでくれはしないのです。

 

 

モルタルの壁は

現在の塗装技術が発達したからこそ

使える材料なのです。

 

 

モルタル壁の点検としましては、

モルタルの浮き、

クラック(ヒビ割れ)、

剥離などを見ます。

 

 

また防水塗装の劣化度合いを見るのに、

 

チョーキング(例えばガードレールのように触ると白い粉が付く状態のことをチョーキングといいます)、

 

色褪せ、

色落ち、

汚れ、

藻、などを見て判断していきます。

 

この診断は一般の方はもちろん、

業者の方でも診断経験の乏しい方では、

間違った判断をされる場合があるので、

誰でも出来るわけではありません。

 

 

また経験豊富とか、

長年(10〜20年)やってるとか、

そういうのもあてになりません。

 

 

経験豊富って言ってるだけの業者や、

10年20年やってても、

それほど経験を積んでいない業者が

本当に多いのです。

 

ですから付き合いの長い専属の業者さんが

決まっていない方は注意が必要です。

 

 

外壁等は3年から5年に1度位は点検してもらって、

こまめにメンテナンスして

安心安全な状態が長く続くようにしていきましょう。

 

 

 

 

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